赤ちゃんのいる家庭の家探しのポイント|2019年10月更新

2019年10月07日
不動産コラム

赤ちゃんのいる家庭の家探しのポイント

※写真は娘がまだ赤ちゃんの頃生後4か月頃の写真です。

 

「赤ちゃん」。なんて愛くるしい響きなのでしょうか♡
誰しもがはたから見ると目を細めてしまいますよね。

ですが、子育てが初めてのお父さんお母さんは日々必死になっているはず。
何もかもが初めての経験で、手探りの毎日。もしかしたら、孤独を感じて疲れてしまっているお母さんもいらっしゃるのではないでしょうか?

実は、華はうすの代表・北野もそんな時期がありました。
そんな経験を振り返ると、がんばって子育てをするために、毎日を赤ちゃんと過ごすお家や周辺環境、活用できる公共サービスを知っておくことは大事だなと思います。

そこで今回は、高知市で子育てするお父さん、お母さんに知っていただきたい情報を紹介します!

 

「子育て支援センター」が近くにあると、いろんな場面で助かります。

初めて名前を聞く方もいらっしゃるかもしれませんが、2019年10月の時点で高知市内に8か所設置されている「子育て支援センター」。
その中で、高知市六泉寺町の保育園内にある「いるかひろば」は、私がほぼ毎日のように行っていたセンターです♪
華はうすからは、車で10分ほど(約4.5キロ)の距離にあります。

保育士さんが常駐しており、悩みも熱心に聞いてくださることもあり、今でも時々遊びに行っています。
私のおすすめは、保育士の土居先生。テレビ取材も受けたりするほどの素晴らしい先生です。
お母さん方の悩みに優しく耳を傾けてくれて、アドバイスもしていただけます。先生と話すことで救われる親御さん、私を含めたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

“華はうす”から一番近い子育て支援センターは、高知市葛島にある「高知市東部健康福祉センター」1階の「くすくすひろっぱ」です。目移りするくらいたくさんの手作りおもちゃに加え、子どもが走り回れる広い空間があります♪子育て中のお母さん方がたくさんいらっしゃっていて、親同士のコミュニケーションが取れるのも良いです。

日曜日も利用できる点も◎。
私の夫は、日曜日も仕事なので、困ったときはよく利用させてもらっています。

 

赤ちゃんと暮らす家は、まず玄関の収納力に注目。

玄関の収納…といえば、下駄箱(シューズボックス)が一般的ですよね。だいたいの賃貸アパートなどには備え付けられています。
ただ、子育てまっさかりのご家庭は「ベビーカー」「三輪車」「砂場セット」などなど、玄関に置いておきたいものが、いろいろと出てくるはずです。そんな時、「玄関がもう少し広ければ…」と、後から不便を感じることもあると思います。
情報サイトなどで部屋探しをする際、間取り図を見たりすると、真っ先にリビングや居室に目が行きがちですが、玄関の広さや収納力にも注目して探してみると、また新しい発見があるかもしれません♪

例えば、「シューズクローク」。靴はもちろん、それだけでなく傘やベビーカーなど外で使うものを収納でき、靴のまま入ることができます。玄関をスッキリと見せられるし、この設備があるとなかなかレベルが高い物件です。
…といっても、シューズクロークのある賃貸物件は、正直、数が少ないというのが実情。ですが、“玄関の収納力” といういうのは、子育て世帯の部屋探しの重要なポイントと言えそうです。

実際お部屋の内見に行くとき、玄関はよく素通りされることが多い印象です。お手持ちの靴の数や外で使用するものを、事前に確認された上で、実際お部屋を見学されると良いかと思います♪

 

小さなお子様がいらっしゃるご家庭は、1階か2階以上がおすすめ!

1階のお部屋と2階以上のお部屋、一概にどちらが良いとは言えません。
好みもあるでしょうし、希望する階の部屋が空いていなかったのでしょうがなく…というかたもいらっしゃるかとは思います。以下「華はうす」として、ひとつの考え方のご提案をさせていただきます。

1階のお部屋のポイント:「走り回っても下に人がいないという安心感」と「専用庭」

1階と聞いて、大体のお客様が防犯面を気にされます。どうしても1階は屋外と近くて、人の目が気になるという方もいらっしゃるでしょう。ただ、1階だからこその利点もあります。共同住宅は、どうしても上下階やお隣さんとの音の問題で度々トラブルになることがあります。その点、1階は元気な育ち盛りのお子様が走り回っても、階下の方を気にすることがありません。それだけでもストレスが少し減るのではないでしょうか。駐車場に車を置いて、子供を抱えてすぐに部屋へ入ることができるのも良いですよ♪

また、ときどき「専用庭」があるお部屋もあります。少し広めの庭があれば、夏は子供用に小さなビニールプールを出して遊ばせることもできます。アパートのバルコニーは少し狭めなことが多いので、「専用庭」があるだけでその分、敷地面積も広く1階でもお日様が入りやすいです(*^^)v

2階以上のお部屋のポイント:「津波の心配」が少し減ること

2階以上と聞いて、まず頭に浮かんだのは「津波」のこと。高知市内に住んでいると、どうしてもついて回る不安要素です。2階以上だから安心かといえば、そうではないとは思います。ただ、1階よりは2階、2階よりは3階と希望してしまいますよね。難しい判断になるとは思います。

防犯面を考えて絶対2階以上じゃないと嫌だとおっしゃる方も、もちろんいらっしゃるかと思います。私だったら…娘を1人暮らしさせるときは、やっぱり上階を希望してしまうでしょうね。でもこれも津波と一緒で、2階だから安全というわけではありません。要は“気持ち”の問題だと感じます…。
ただ、補足としてアパートの場合だと2階建や3階建てが多いので、上階角部屋は基本的には人気があります。

以上2つのポイントにおいて考えをまとめてみましたが、“華はうす”としては小さなお子様がいらっしゃるご家庭には、1階をお勧めしたいかなと思います。

 

賃貸住まいだからこそ感じること

次引っ越すなら「追い炊き」「浴室換気乾燥機付き」「収納力」は、絶対条件(笑)

「華はうす」の事務所兼住居として生活しているマンションは、築30年を超えています。私の住む部屋は 3DKから 2LDKの間取りにリフォームされており、部屋もフローリングで対面キッチンなどきれいになってから入居しました。ただ、やはり築年数を感じこともしばしば…。
夫婦2人で生活していた時には感じなかったのですが、子どもが生まれてからは「洗面所」や「浴室」などの水回りの広い家に憧れがあります。

娘がまだ赤ちゃんの頃、1人でお風呂に入れたときにお風呂からあがったあと、脱衣所が狭いことがすごく不便でした。バタバタと着替えをする時に、狭い空間がきゅうくつで、ため息をつくこともありました。
また、冬場は特に寒さとの闘いです。部屋のエアコンは入れていてもやはりお風呂場は寒いのです。「浴室換気乾燥機」さえあれば浴室内を入る前から暖かくもできますよね~。

…とまあ不満もありますが、慣れてしまえばなんとかなります。
ただ、やはりいろいろなお部屋を見ていると、いいな~うちにもあったらな~と欲は出てしまいます。